Jun

Junと出会ったのは、22、23才のころ。

先に書いた「一世風靡セピア」のコピー集団を辞めて、

私は、劇団(演劇・舞台)に入ったのですが、そこで彼とは出会いました。

その劇団には、私のほうが2年先に入っていたので、

私のほうが先輩なのですが。でも、年齢は同じで、同級なんです。

Junとは何か引き合うものがあったのか、

すぐにコンビみたいな間柄になり、

ほんとに仲良くやっていました。

そんなJunとは、3、4年くらいでしょうか、

共に演劇をしてきましたが、

彼は、プロの役者を目指して、

ひとりで東京へ行ってしまいました。

かの有名なT中さんのところに半弟子入りみたいな形で、

興行回りの帯同で修行をし、映画のちょい役みたいなことが少し

回ってくるようになりだした頃だったでしょうか、

精神的なことや将来的なことから、

親の居る広島へ帰ることを決心しました。

おじいちゃんの代から三代続く眼鏡店を継ぐことになりました。

それから、眼鏡店をやりながらでも、

戯曲を書いたりし、

役者として活動ができない分、

作家として、創作活動を続けています。

演劇に対する想いが非常に強く、そして、あの時と変わらず、ピュアな人で、今も夢を追いかけ続けているスゴイ人なんです。